エコ君:高尾さんに質問。ごみのない時代は来ると思うエコ?
高尾:ごみのない時代は、来ると思います。やっぱり、人間が作った何かのものだったら、それを人間がちゃんと原料に戻すっていうのは、できるようになると思います。
エコ君:ずばり、何年後にそうなるエコ?
高尾:50年後になってるといいたいとこですが、どこまでいけるか分からないですけども、50年後にできるとみんなで言い続けてれば、できるようになるんじゃないかなと思います。
エコ君:50年後か。高尾さん、頑張るエコ。
高尾:頑張ります。
エコ君:うん。ごみのない時代が来るなんて、夢のようなんだエコ。高尾さん、世の中のために頑張るエコ。
高尾:今のところはあんまり聞かないですね。世界中でやってたいですね。
菅原:そうですね。プライドを持って、エコ産業がここにありますよって。
菅原:世界中で、同じようなことをしてる企業はないんでしょ。
高尾:今のところはあんまり聞かないですね。
菅原:それはすごいですね。そしたら、もうちょっとたったら、海外からの見学が。
高尾:来るかもしれないですね。
菅原:来るんじゃないですか。今はまだないですか。
高尾:海外からはなかなか、まだないですね。
菅原:でも、世界中に古着いっぱいあるしね。
高尾:そうですね。人が居るところには服がありますから。
菅原:そう。今は過剰生産時代だから、これだけ売れるだろうと思って、製造メーカーが大量生産しちゃうと、大量のデッドストックになって、それで、そこのブランドを守るために、わざと捨てちゃったりね。
高尾:ありますね。
菅原:燃やしちゃったりするでしょ。ということは、どう考えても、産業としては、世界中で必要なものですよね。
高尾:そういうところに、われわれのプラントを置いて、各地各地でこうやってエタノールを作っていけるようになるといいです。
菅原:それはすごい、実現がもうそんなに遠くないところで、実現しそうなところまで、もう来てるわけですからね。
高尾:そうですね。
菅原:自分が、例えばそういうふうな洋服関係やってる人だったら、この古着どうしようってみんな思ってるでしょ。廃棄するとお金取られるわけですよね、今だったら。洋服産業やってる人たちは、みんな廃棄物にするときに、回収業者さんに随分のお金払うでしょ。だから、お金払わないで、なんとかもっといい方法ないかなって、みんな思ってるはずだから、そういう意味では、世界中に需要はありますよね。
高尾:そういうのを世界中に発信していきたいですね。
菅原:そうですね。来年ぐらいになったら、世界何十カ国から視察が来てるっていう、そういう状態にして、共同でやりたいですね、みたいなね。そういう話がいっぱい持ち上がると、また、夢が大きくなりますよね。
高尾:世界の需要もありますけども、まずは日本で、燃やされてしまってるものを、8割、7割ぐらいには抑えていきたいですね。
菅原:だから真剣に、各行政がそういうの持って、みんながそういうものを集めて、そういうものをちゃんとバイオエタノールにして、石油に混ぜていろいろ使ってったら、画期的な時代ですよね。
高尾:いい時代は来るんじゃないかなと思います。
菅原:しかも、なるべくタンクは古いものを使って。
高尾:そうそう。そのあたりもリサイクルして。
菅原:行政がやっちゃうと、いきなり新品買っちゃうからね。だから、それもやらないようにって、これを採算に乗せるには、やっぱり中古品の余ったタンクでやりなさいよっていう指導もすると、すごい、リサイクル品を作るのに、リサイクルのプラントっていうのは、新しい発想ですよね。若いから、これから、そういう意味では、あと10年後、あと20年後っていうと、まだ現役ではちょうど中堅ぐらいのお年ですよね。10年後でも20年後でもね。
高尾:そうですね。
菅原:20年後でも、普通でいったら、ベンチャーをちょうど仕切ってる年齢ですからね。
高尾:そうですね。
菅原:じゃ、20年後ではどのぐらい広がってるイメージですか。
高尾:世界中でやってたいですね。
菅原:そうですね。10年後に、本当、アジア全域とかね。さらには世界全部で、古着の半分でもバイオエタノールに変わるっていうことができたら、本当に、石油が枯渇しても、そういう意味では素晴らしい産業として、クリーンエネルギーを提供できて、日本から、プライドを持って、エコ産業がここにありますよっていえるから。
高尾:そういうふうになりたいですね。
菅原:ぜひ、応援したいですから、頑張ってください。
高尾:頑張ります。
菅原:ありがとうございます。
高尾:ありがとうございます。