菅原:きょうはその弁当にも関係している冷凍食品というのがテーマなんですよ。
エコ君:冷凍食品エコね。でも、お弁当とどういう関係があるんだエコ?
菅原:忙しいお母さんが、朝、お弁当なんかにもちょっとチンして使ったりとかね、便利なものが多いし、それから大型のところではね、レストランでも、随分私たちの知らないところで使ってるのよ。
エコ君:冷凍食品恐るべしだ、エコ。
菅原:でもね、いいことばっかりじゃないんですよね。長い間冷凍した食品というのは、家の中で冷凍してもそうなんだけど、お刺身とかお肉なんかがどんどん新鮮じゃなくて、色が変わっちゃったりとか、解凍した後、何か嫌なにおいがしたりすんですよね。
エコ君:楽あれば苦あり。人生と一緒エコ。
菅原:それはね、今まではそうだったんですよ。でも、ここに革命的な技術を生み出した、すっごい人が居るんですよね。この生み出した技術のことをCAS(キャス)っていうんですけど、その技術の話をきょうはしたいと思います。
エコ君:CASって何だエコ?
菅原:CASはね、私も初めて聞いたんですけど、セル・アライブ・システムっていうんだって。解凍した後も細胞が生きてるっていう意味なんですよ。
エコ君:何だか難しそうエコ。
菅原:まず、私たちの生活をどういうふうに変えてくれるのか。それから冷凍食品がそんなふうにおいしくなったら、きっと値段も下がるかもしれないし、それから地球全体にそういうのが行き渡ると、古いものが古くなくなるわけだから、食料が足りないっていうことがなくなるかもしれないじゃない?
エコ君:なるほどエコ。何だか面白い話が聞けそうエコ。じゃあ、今回のゲストを紹介するエコ。大和田哲男さんは磁気の力を使い、新鮮な味に限りなく近い状態で保存できる冷凍技術CASシステムを開発したすごい人なんだエコ。
これがCASシステムエコ。見た目は普通の冷蔵庫にも見えるけど、この中には磁気を発生する装置があるエコ。
その技術は食品だけにとどまらず、医学の分野でも注目を集めているんだエコ。麻生元首相も注目する最新テクノロジー。どんな話が聞けるか楽しみエコ。