トップ > 大和田哲男さん(2009年10月11日・10月25日放送)

第1回 大和田哲男さん6

2009.10.11,10.25放送

エコ君:今日はいろいろ勉強になったエコ。大和田さんとお話しして、どうだったエコ?

菅原:一番印象に残ったのは、まず、やっぱりすごくおいしかったこと。冷凍して5年、10年置いてもおいしいっていうことは、食糧危機のことに対して私たちが今心配してることが、もしかしたら大型の保存庫さえあればなくなっちゃうかもしれない。それがすごいことでしょう?

エコ君:いやあ、すごいすごい。

菅原:それから、安い値段で売れ残っちゃうからとか、今大量にできてるから、値段を下げなかったら引き受けないよっていうふうにいわれてた生産者の人が、高い値段で自分たちが売ることができるかもしれないから、それもすごいなと思うんですよね。

エコ君:冷凍技術って本当にすごいエコ。じゃあ、地球の未来を守るために、僕たちは何をしたらいいエコ?

菅原:そうね。スーパーへ行って、CASの冷凍食品を探してみることもいいんじゃないの? 本物がどんな味がするのかまず知って、それからいろんなスーパーに行って、CASの冷凍食品増やしてよみたいなことがいえたらいいんじゃないかな。

エコ君:実際に食べるのも大事エコね。

菅原:そう。

エコ君:エコも食べてみるエコ。次回はどんな人の話が聞けるのか、楽しみエコ。

菅原:私も楽しみ。では、皆さん、さようなら。

エコ君:バイバイエコ。

 

大和田哲男

1944年生まれ。菓子製造装置メーカー、食品メーカーを経て1966年6月、菓子製造機械を製造する株式会社大和田製作所に入社。1975年に「生クリーム凍結機」を開発。1989年2月、アビーインダストリー株式会社(1998年株式会社アビーに社名変更)を設立し、CASの開発を推進。2001年に最初の実用システムが完成して以降、その研究には世界中から注目が集まっている。2008年7月号の米経済誌『フォーブス』では、「ミスター・フリーズ」と題し、1920年代にアメリカで急速凍結が登場して以来の画期的な新技術としてCASが紹介された。