菅原：地球の未来を守るためにさまざな研究、開発を行っている方々をお招きするのがこの番組です。そして、こちらがエコ君。

エコ君：地球を良くするために、きょうもこの番組でたくさん勉強するエコ。

菅原：ところで、エコ君、おサルさん、好きですかね。

エコ君：おサルさん、大好きエコ。愛らしい瞳がたまんないエコ。

菅原：私たちがよく知ってるのはニホンザル、ゴリラ、チンパンジー。おサルっていうのはいろんな種類があるんですよ。そして、人間もサルの仲間なんですって。

エコ君：いわれてみれば確かに似てるエコ。

菅原：サルの仲間の中でも1番、人間に近い動物って何だか、知ってます？

エコ君：ずばりゴリラじゃないエコ？　怒った顔がそっくりなんだエコ。

菅原：ゴリラも似てるんだけど、1番近いのはチンパンジーなんですって。遺伝子で考えてみても、比べると1.23％しか人間に違わないということなんですよね。

エコ君：びっくりエコ。でも、どこがおんなじで、どこが違うエコ？

菅原：そこできょうのテーマはチンパンジーです。人間に1番近いチンパンジーにいろいろと教えてもらおうっていうわけなの。

エコ君：あまりエコをばかにしないでほしいエコ。チンパンジーは言葉がしゃべれないエコ。

菅原：ですよね。だから、きょうは、長年チンパンジーの研究を続けている、気持ちも言葉もよく分かってる方、平田聡さんをゲストにお招きしました。

エコ君：チンパンジーの気持ちが分かるなんて、うらやましいエコ。ということで、きょうのゲスト、平田聡さんは人間の行動や社会の起源とその進化を解明するために、同じ祖先を持つチンパンジーを長年、研究している、すごい人なんだエコ。これが平田さんが研究している、岡山県玉野市にある林原類人猿センター、エコ。野生に近い環境を作るため、チンパンジーの研究施設としては世界一の大きさみたいエコ。広いエコ。