トップ > 原田 亜矢子さん(2010年8月1日・8月29日放送)

第11回 原田 亜矢子さん5

(2010.8.1,8.29放送)

エコ君:突然ですが、エコの素朴な質問コーナー。原田さんにエコの質問に答えてもらうエコ。早速、最初の質問いくエコ。TOTOならではの変わった社風はあるエコ?

原田:決まりはないんですけども、やっぱり新しい商品作ると試作品を工場に付けます。やっぱり社員でみんなで使って、いいのか、悪いのか、どういうとこなのかっていうのを見ていかなきゃいけないんです。そのときにやっぱり上の方から、「これ、ちゃんと見とけよ」っていわれて我慢して我慢して10分間走ってトイレに行ってみたら、トイレに人が入ってたみたいなエピソードはありますけども、そういうところは結構楽しんでやってます。商品、どんなのができたのかなって。その開発に携わってない人でも結構いろいろ興味持ってそのトイレ使ってもらってます。

エコ君:続いての質問エコ。100年後にできているかもしれない究極のトイレとは何エコ?

原田:エコはもちろんこれからどんどん追求していきたいと思うんですけども、それプラス私は快適性というところをどんどん追究していきたいなと思います。

原田:ちょっと絵を描いてきたんですけども。これ、要はリビング、そういうところにトイレがどんとある。汚れも付かない、リビングの中にあってもくつろげる空間っていうのを目指していきたいと思ってます。実現可能かどうかは別なんですけども、例えば、同じ水を何回も使えたらエコになるかなと思うんです。使って、またそれを新たに、循環っていうと単純になってしまうんですけども、新たなエネルギーを作るというか、そういうところに持っていく、そういけたらいいなとは思っています。

エコ君:何度も同じ水を使えるトイレができたらさらなる節水もできて、まさに究極のトイレエコね。この後は原田さんのこれからの開発話エコ。

菅原:3年がかりで700ミリリットルの節水のために日夜奮闘努力して新しいネオレストを開発されたわけですけれども、一番楽しいでしょ、開発って?

原田:そうですね、本当に楽しいです。

菅原:楽しくて、しかも水を節水するっていうことは世界中の一番大きなテーマだから、そこのピンポイントでそこにかかわってる仕事に入れるということは大変なことですよね。やっぱりいろんな会社が似たようなことを世界中で用意ドンで開発しているわけですから、そこには負けないぞっていう人がいっぱい集まっているはずで。だから火花、散ってますよね、会社は違えど。だから、今ごろ他の会社でも開発してるぞと思うと、ガッツ、ガッツっていう感じになるでしょう。アイデアでも負けない。

原田:負けません。

菅原:「負けません」っていえる一言がすごくいいですよね。もう次を目指しているわけですか。

原田:はい、目指してます。