トップ > 小川 意房さん(2010年3月14日・3月28日放送)

第14回 小川 意房さん5

(2010.6.13,6.27放送)

ーー実際にハッピーそよかぜを使っている方々の生の声を聞きました。協力していただいたのは、リウマチを患い、寝汗で苦しんでいたときに、ご自宅で使い始めた、シバタキョウコ さん。

利用者:寝汗をよくかくんですね、背中。でも、それが、そよかぜだとあまり感じないというか、かいてベタベタしてるいう感じはないですね。

ーー続いては、奥さんを自宅で介護する際、ひどい床ずれで悩んでいたという、キハラ さんご夫婦。

利用者:普通のベッドに寝とったときに、腰が痛い、いい出した。見たら、背中が真っ赤になっとった、腰の周りが。寝さしたら、もう明くる日には、充血しとった血がサーッと散ってるね。それぐらい効果てきめんだったね。良くなってる。

ーー最後は、介護ハウス、あしたばの家の代表、佐藤純子さん。ここは在宅で援助が必要な高齢者などに対して、住み慣れた地域で安心して暮らせる福祉サービスを提供しています。

利用者:これがハッピーのそよかぜです。こういう感じに使ってます。尿漏れしても下に出るんで、本当に気持ちよくて、本人はぬれません、そんなに。お布団が大体蒸れなくなったから、このマットだったら、すぐシャワーで、20分あったら乾きますし、すごく楽になりましたね。介護者が楽になりました。

ーーそんな佐藤さんから、こんな要望が。

利用者:もっともっと欲しいですけれども、これ、高いんで、うちの施設、貧乏なんで。本当に貧乏なんで、よう入れません。

菅原:お値段のことなんですけど、これはまた頭の痛い問題で、今定価幾らでしたっけ?

小川:6万円です。

菅原:高いことは高いですよね。ただ、何をもって高いというかなんですけどね。結局一生涯褥瘡(じょくそう)にならない、それから、寝てる人が少し起きられるようになって、介護のポイントが上がるんじゃなくて、下がる方向に行くという、奇跡的なことが起きてるのであれば、6万円は高くないですよね。

小川:そうですね。ただ、いいものが安いというの、これ一番魅力的なことで、ただ、今のハッピーの規模では、もう少し時間がかかります。この数で、この価格ということですから、もう少しハッピーが一生懸命頑張れば、皆さんのご期待に沿えるような価格が実現する。そうしますから、それに向かってますから。

菅原:ただ、今のグループホームとか、老人介護施設、まだまだ知らないですよね。2人がかりで起こして、車いすに運んだりとか、トイレに連れてったりするときに、介護者が腰痛起こしちゃって、ひどいヘルニアだったりすることがあるんですよね。

小川:職業病みたいに、腰の悪い人が多いですね。

菅原:これだと、2人がかりでやってたそういうのが、1人でも結構簡単に起こすことができたり、ずいぶんと介護者のほうが楽になれる。

小川:介護者のマンパワーを削減できるということと、介護者の人に元気で介護してもらうためには、むしろ介護者に、この高反発、どうぞどうぞ寝てくださいっていうふうに、今薦めてるところです。

菅原:ますます高齢化社会で、病院は満床ですから、全国的にそういう傾向だと、寝たきりに近いような障害の人だと、若い人でも床ずれありますよね。

小川:そうですね。あります。